出版社内容情報
イタリア国内でも農業生産地域として知られ、北部との文化的・経済的格差が語られてもきた南部プーリア州。従来、建築論でも顧みられること少なかったこの地域はしかし、歴史的に諸外国の影響を多く受け、諸都市を軸に独特の文化を形成してきた。ガッリーポリやモノーポリなどの街区形成や住居構造、産業形態を古い文献史料や地図とともに分析し、地域に生きた人々の暮らしを描き出す労作。
内容説明
イタリア南部の都市と建築を広域空間の構造から読む。イタリア国内でも農業生産地域として知られ、北部との文化的・経済的格差が語られてもきた南部プーリア州。従来、建築論でも顧みられること少なかったこの地域はしかし、歴史的に諸外国の影響を多く受け、諸都市を軸に独特の文化を形成してきた。ガッリーポリやモノーポリなどの街区形成や住居構造、産業形態を古い文献史料や地図とともに分析し、地域に生きた人々の暮らしを描き出す労作。
目次
第1章 序論
第2章 建築類型から見るガッリーポリの都市構造
第3章 拡大と再編に見るモノーポリの都市発展
第4章 都市組織の変遷から見るコンヴェルサーノの都市形成
第5章 移牧と農耕がつくるタヴォリエーレ平野の空間構造
第6章 結論
著者等紹介
稲益祐太[イナマスユウタ]
1978年東京都生まれ。2002年法政大学工学部建築学科卒業。2012年法政大学大学院工学研究科建設工学専攻博士後期課程満期退学。博士(工学)。2011年法政大学研究補助者、2019年久留米工業大学建築・設備工学科特任講師を経て、2021年より東海大学工学部建築学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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