法政大学現代法研究所叢書
現代総有論

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588630422
  • NDC分類 334.6
  • Cコード C1332

出版社内容情報

土地所有権の絶対化がもたらす都市空間の歪みに抗し、地域と人の繋がりに基づく「現代総有」による社会の転換の理論とプロセスを示…2040年までに日本の人口は約9千万人に減り、ほぼ半数の自治体に消滅の可能性がある。この急激な変化に日本社会は根源的な転換を迫られている。明治以来の土地所有権の絶対視とそれがもたらす現代の都市空間の歪みを明らかにし、地域と人々のつながりに基づく所有権の新しいあり方「現代総有」によって、日本社会の大転換に対応する理論とそのプロセスを包括的に提示する。

五十嵐 敬喜[イガラシ タカヨシ]

目次

第1章 現代総有の理論―所有とつながり
第2章 現代総有と国土・都市のビジョン―全総の検証
第3章 現代都市論の潮流―主体と自立と
第4章 日本の人口と社会―求められる市民的総有
第5章 空間共有への軌跡―現代総有の空間論
第6章 現代総有の主体を探す―協同組合原則を踏まえて
第7章 現代総有社会への制度改革

著者等紹介

五十嵐敬喜[イガラシタカヨシ]
1944年山形県生まれ。法政大学名誉教授・弁護士、元内閣官房参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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