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他者の権利―外国人・居留民・市民

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588622069
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C3030

内容説明

国家主権が揺らいでいる今日の世界において、これまでの市民資格の制度が解体されるとともに、新しい成員資格の様態も現われつつある。かつてカントによって提示された道徳的普遍主義とコスモポリタン的連邦主義や、アレントの「権利をもつ権利」、ハーバーマスの討議倫理の構想を受け継ぎながら、著者ベンハビブは「他者の権利」をめぐる規範的な議論を展開する。本書は、外国人やよそ者、移民や難民、亡命者などの他者を政体に編入するための原理と実践に焦点をあて、ある者は成員、ほかの者を外国人と定義してきた近代以降の政治共同体の境界線を問いなおす。本書は、2004年度北米哲学会賞、2005年度アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞を受賞。

目次

序論
1 歓待について―カントのコスモポリタン的権利の再読
2 「権利をもつ権利」―国民国家の矛盾をめぐるハンナ・アレント
3 “諸国民の法”、配分的正義、移住
4 市民資格の変容―ヨーロッパ連合
5 民主的反復―ローカルなもの、国家的なもの、グローバルなもの
結論―コスモポリタン的連邦主義

著者等紹介

ベンハビブ,セイラ[ベンハビブ,セイラ][Benhabib,Seyla]
イスタンブール出身。1977年、イェール大学にて哲学の博士号を取得。同大学の政治学・政治哲学教授。討議倫理学を応用したフェミニズム、多文化主義の研究で近年注目されている。主著に、Situating the Self:Gender,Community and Postmodernism in Contemporary Ethics(New York & London、1992、全米教育協会年間最優良図書賞)、The Rights of Others(Cambridge、2004、北米哲学会賞、アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞)などがある

向山恭一[サキヤマキョウイチ]
1964年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。新潟大学教育人間科学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

他者を政体に編入するための原理と実践に焦点をあて,道徳的普遍主義とコスモポリタン的連邦主義にもとづく政治共同体の境界線を考察