島の地理学―小さな島々の島嶼性

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島の地理学―小さな島々の島嶼性

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588377143
  • NDC分類 290
  • Cコード C1025

内容説明

地球のあらゆる海域に分布する、幾千もの多様な島々。それらがもつ遠隔性、狭小性、隔絶性、周辺性といった「島嶼性」ゆえの制約に光をあて、境界を限られた陸地ならではの自然と人間社会との関わりを、自然地理学および人文地理学の視点から総合的に描き出す。移民の政治やエスニシティ、ツーリズムの問題も扱った、グローバルな島嶼地理学の定評ある決定版!

目次

第1章 島―その夢と現実
第2章 島―その形成と性質
第3章 島嶼性―そのプロセスと影響
第4章 島の過去
第5章 島―人々と移住
第6章 コミュニケーションとサービス
第7章 政治と小さな島々
第8章 島で暮らすこと―現代の島の経済
第9章 夢の島―観光は島の問題解決への万能薬か?
第10章 結論―セントヘレナ島、再び表舞台に

著者等紹介

ロイル,スティーヴン・A.[ロイル,スティーヴンA.] [Royle,Stephen A.]
1952年イングランド生まれ。ケンブリッジ大学セントジョンズカレッジで地理学を専攻し、レスター大学でPh.D.を取得。1975年から北アイルランド・ベルファストのクイーンズ大学で地理学を教える。現在は同大学名誉教授。アイルランド地理学協会会長など歴任

中俣均[ナカマタヒトシ]
1952年新潟県生まれ。1976年東京大学理学部卒。1980年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。島根大学助手、法政大学専任講師、同助教授を経て1993年法政大学文学部地理学科教授。現在、法政大学沖縄文化研究所所長、日本島嶼学会会長も務める。博士(理学)。専攻は文化地理学・島嶼地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

地球のあらゆる海域に分布する幾千もの島々に光をあて、自然と人間社会との関わりを地理学の視点から総合的に描き出す島嶼学の決定…地球のあらゆる海域に、規模も経済状況もさまざまに分布する幾千もの島々。それらがもつ遠隔性、狭小性、隔絶性、周辺性といった「島嶼性」ゆえの制約に光をあて、境界を限られた陸地ならではの自然と人間社会との関わりを、自然地理学および人文地理学の視点から総合的に描き出す。移民の政治やエスニシティ、ツーリズムの問題も扱った、グローバルな島嶼地理学の定評ある決定版!

謝 辞



第1章 島──その夢と現実

 はじめに

 島──その所在地と総数

 島という概念

 芸術的想像力のなかの島

 夢の島

 島と科学

 島の現実



第2章 島──その形成と性質

 島の分布と形成

  火山性弧状列島/海洋上の島/大陸沿岸の島

 島の生物地理学

  島の生物種の危機/島の危機



第3章 島嶼性──そのプロセスと影響

 隔絶性と辺境性

 隔絶性という問題

 資源としての隔絶性

  あらゆるものから自由に/踏み石としての島/監獄としての島

  戦略的立地/遠く離れた場所にある島

 島の微力さ

 資 源

  すべての卵を一つのバスケットに/職業的複合性/資源と島の環境



第4章 島の過去

 キリバスでもまたミレニアム

 島のコネクション

 防衛上の要点かつ踏み石としての島

 チェスの駒としての島

  クレタ島の場合

 資源と職業的複合性の島

  一八二一年のアラン諸島/原初的な共産制



第5章 島──人々と移住

 人口と経済的調整

  島からの出移民とその影響/アイルランドの島々からの出移民

 他の出移民の場合

 島への移住

  キリバスの例/対照的なマーシャル諸島の例

 島のエスニシティ

 小さな島の人口──その将来像



第6章 コミュニケーションとサービス

 コミュニケーション

  輸 送/遠隔通信

 サービス

  小売業/行政サービス

 健康と保健制度

  島での医療供給制度

 教 育



第7章 政治と小さな島々

 島の微力さ

  フォークランド諸島の場合/内部と外部の植民地主義

 島──外部の支配と依存

  島──冷戦と基地

 島とその政治的地位

  限定的なローカル自治/分割された島

 領有が争われている島

 “植民地”としての島

 独立国家としての島



第8章 島で暮らすこと──現代の島の経済

 資源への依存

 ニューファンドランド島の事例

 継続的な資源利用

  フォークランド諸島の事例/タークス・カイコス諸島の事例

 スケール問題の克服──規模拡大

  島の生活協同組合/スケール問題の克服──規模縮小

 スケール問題の克服──島のブランド化

 オフショアファイナンス

 島と世界労働市場

  モーリシャスの事例/バタム島の事例

 自己援助・外部からの援助・そしてMIRAB経済

 結 論



第9章 夢の島──観光は島の問題解決への万能薬か?

 序 論

 島にとってのツーリズムがもたらす利益

  ヘルゴラント島の事例/商品・サービス・そして雇用

  観光客輸送とクルージング/夢の島と他の魅力

 島という状況でのツーリズムの問題点

  過度の特化の危険性/マヨルカ島の事例/環境へのツーリズムの影響

  島の社会へのツーリズムの影響/ツーリズムが伝統的な島の経済に与える影響

 クルサック島の事例

 結 論



第10章 結論──セントヘレナ島、再び表舞台に

 序 論

 セントヘレナ島の地質とエコシステム

 人口と経済の歴史──島の物語

 現在の経済的状況──大西洋のMIRAB国家

 微力さ

 孤 立

 スケールと依存

 隔絶性の利益──監獄としての島



結論──セントヘレナ島、再び表舞台に



訳者あとがき

参考文献

島名索引

スティーヴン・A.ロイル[ロイル スティーヴン ロイル スティーヴン アーサー]
著・文・その他

中俣 均[ナカマタ ヒトシ]
翻訳

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