出版社内容情報
聖なるものへの崇拝と表裏をなして存在するケガレの観念を東西の神話・伝説・習俗の中に探り,宗教や民族による異同を考証しつつ死と再生をめぐる観念を追求する。
内容説明
ヘレニズム時代に飛鳥へ渡来した盂蘭盆の習俗をはじめ、東西交渉史の観点から、聖なるものへの崇拝と表裏をなして存在するケガレの観念を各地の神話・伝説・習俗・儀礼の中に探り、死と再生をめぐる民俗と文化の普遍的な姿を探究する。
目次
混沌から秩序へ(混沌から秩序へ;聖性と穢れ)
市と来訪者(銭の話;市の起源;まれびとの背景)
死と再生(なにはづのみをつくし;柱立てと再生;ヘルメスをめぐって)
古代文化と祭場(三輪山考;藤の木古墳石棺外出土物の意味 ほか)
著者等紹介
井本英一[イモトエイイチ]
1930年生。京都大学文学部卒業。大阪外国語大学名誉教授
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感想・レビュー
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志村真幸
3
『西南アジア研究』『古代オリエント』『桃山学院大学人間科学』などに発表された18篇を一冊にまとめたものだ。 あまり統一的な内容ではなく、タイトルの「穢れと聖性」というテーマは半分くらいか。 雨乞いにおける供犠、排泄物でわざと穢すこと、イランの言語、聖徳太子と夢殿など、興味深い話題が詰めこまれている。 著者の専門であるイラン/ペルシアと日本を中心にしつつ、古今東西の話題が次々と俎上に上げられる点は魅力。 しかし、推測や飛躍が多く、率直に言って信頼度は高くない。首をかしげさせられる箇所が多かった。2026/01/17
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- 電子書籍
- 異世界から聖女が来るようなので、邪魔者…




