出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
フィリピン史研究でどのような論文が書けるのかを、テーマの設定から、スケジュールの立て方、執筆や図書館利用のしかたを含め、詳細な文献ガイドにそくして具体的に例示します。
目次
第1章 はじめて論文(卒論・修論)を書くためのスケジュール
第2章 フィリピン史学史(カトリック修道士の歴史叙述にはじまる;アメリカ植民地官吏による歴史 ほか)
第3章 テーマ別ポイント(通史、世界史、全体史、新思潮のなかのフィリンピン史;先スペイン期の社会・文化 ほか)
第4章 歴史研究とフィリピン研究(歴史研究って社会にでて役に立つの?;学問としての歴史学 ほか)
第5章 図書館・文書館調査と基本工具・図書(国立図書館・文書館調査;図書館に所蔵してもらいたいフィリピン史関係研究工具・史料集・シリーズ・雑誌)
著者等紹介
早瀬晋三[ハヤセシンゾウ]
1955年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。西豪州マードック大学Ph.D.。現在、大阪市立大学大学院文学研究科・教授
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