ものと人間の文化史
染織

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588212314
  • NDC分類 753
  • Cコード C0320

出版社内容情報

糸づくり、織り、染めの手仕事によって幾世代にもわたって伝えられた着物の文化を復元しつつ近代日本の染織文化を描く。

内容説明

手仕事によって幾世代にも伝えられた布の文化を自らの体験と厖大な残存資料をもとに復元し、近代日本の庶民生活を描く。糸づくりから織り、染めにわたる創意にみちた手わざのかずかずを紹介し、手づくりの豊かな衣生活文化を見なおす。

目次

第1章 編みから織りへ(編みと織り;〓(もじ)り織りと平織り
絹(天蚕)
縞と絣)
第2章 染める(古代の染織・摺り染め;草木染めと藍染め;板締めと版木染め;染め物の技法)
第3章 日常の染織文化(着物;外装被服;蒲団;風呂敷と袋物)
第4章 染め織りの習俗(伝承されたことばと諺;伝承された身技;被服の習俗)
第5章 染め織りの旅(繕い名人たち;木綿衣料の流れ;本ものの味わい;ギリシアの旅;韓国の民族衣装)

著者等紹介

福井貞子[フクイサダコ]
1932年鳥取県に生まれる。日本女子大学(通信教育)家政学部卒業。大阪青山短期大学講師を経て、倉吉北高等学校教諭、同校倉吉絣研究室主事をつとめる。1988年同校を退職。日本工芸会正会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。