ものと人間の文化史<br> 漁撈伝承

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ものと人間の文化史
漁撈伝承

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588210914
  • NDC分類 384.36
  • Cコード C0320

出版社内容情報

漁師たちからの聞き書きをもとに,寄り物,舟霊,大漁旗など,漁撈にまつわる〈もの〉の伝承を集成し,海の道によって運ばれた俗や信仰の民俗地図を描き出す。

内容説明

海国日本の知られざる民俗。全国の浦々を歩き、漁師たちからの聞き書きをもとに、海と漁撈に関する民俗の日本地図を描く。船霊、寄り物、大漁旗などの“もの”にまつわる言い伝えを集成して、海国日本の知られざる習俗と信仰の世界を浮彫りにする。

目次

第1章 寄り物とエビス
第2章 失せ物と竜神
第3章 山オコゼ
第4章 船霊様
第5章 アンバ様
第6章 大漁旗と大漁祝着
第7章 大漁の祭り

著者等紹介

川島秀一[カワシマシュウイチ]
1952年、宮城県気仙沼市生まれ。法政大学社会学部卒業。東北大学附属図書館、気仙沼市市史編纂室を経て、現在、気仙沼市図書館勤務。遠野物語研究所客員研究員・東北民俗の会常任委員・大船渡市文化財調査委員などを務めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

23
各地の漁村をまわり、漁師から地道に聞き取り続けたフィールドワーク。おなじみえびす様にブラタモリでも取り上げられていた失せもの絵馬、船幽霊にオオオ…ってなったのが千葉の漁師は冬でも全裸で男性器にわらしべを結びつけ、そうすれば性器も見えることがないという暗黙の了解があったというやつ。千葉はまだあったかいかもしれないけど、寄港地の気仙沼で冬に全裸じゃ寒いっしょ…。2019/09/01

Arisaku_0225

15
非常に面白かった。あとがきにあるように、漁撈民(本書ではあえて「漁師」と表記されている)の「荒々しさ」の影に潜む「繊細さ」がわかる。漁の吉兆や、航海の安全を祈願するための様々な願掛けやタブー、そしてユニークな儀式などを行い祈願する。ど現代の科学的な目線で見たら荒唐無稽なものも数多いし、凝った連想ゲームの様相のものもあるが、それだけ漁師が神経をとがらせていた証左でもある。現在、船は人力から発動機になり、そしてAIの実戦投入さえも行われようとしている。このような文化伝承は消えていくのかなとふと淋しくやった。2024/07/10

takao

3
ふむ2022/11/02

めぐみ

3
知らなかったことが色々書いてあって面白かった!カシキについての話が特に興味深かった。2013/09/09

Hideki Ando

3
全国の浜をめぐり、数々の伝承を集めた労作。特に失せもの絵馬などは新たな知見であった。2010/01/08

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