内容説明
本書はErnst Machの“Erkenntnis und Irrtum―Skizzen zur Psychologie der Forschung”,Zweite durchgesehene Auflage,Leipzig 1906.および“Popul¨ar‐wissenschaftliche Vorlesungen”,5 Aufl.Leipzig 1923.から、「時間と空間」を主題にした論文六篇(前者から五篇、後者から一篇)を選んで一書に編んだものである。
目次
1 計測的空間に対する生理学的空間
2 幾何学の心理学と幾何学の自然的発達
3 自然研究の立場から見た空間と幾何学
4 計測的時間に対する生理学的時間
5 時間と空間―物理学的考察
6 時間・空間に関する一考察
著者等紹介
マッハ,エルンスト[マッハ,エルンスト][Mach,Ernst]
1838‐1916。オーストリアの物理学者・哲学者。グラーツ大学、プラハ大学の物理学教授(1864‐67)、ヴィーン大学哲学教授(1895‐1902)、アインシュタインの相対性理論に対する直接的な先駆者としての業績をはじめ、心理学、生理学、科学史等々の多方面にわたって重要な業績をのこし、彼の哲学は論理実証主義・分析哲学などに多大な影響を与えている
野家啓一[ノエケイイチ]
1949年生まれ。東京大学大学院科学史・科学基礎論博士課程中退。科学哲学専攻。東北大学文学部哲学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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路雨