叢書・ウニベルシタス
芸術と文明 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 582,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588099045
  • NDC分類 702
  • Cコード C1370

出版社内容情報

西欧文明の展開を芸術,哲学,科学と工業技術等の偉業を通して考察し,人間の創造的営為と時代精神とのかかわりを生き生きと描く。口絵=カラー48頁・モノクロ238点

内容説明

人間の創造的営為と時代精神の展開を描いた不朽の名著。

目次

九死に一生
大いなる雪解け
ロマンスと現実
人間―万物の尺度
芸術家、英雄となる
抗議と伝達
荘厳と恭順
経験の光
幸福の追求
理性の微笑
自然崇拝
偽りの希望
英雄的な物質文明

著者等紹介

クラーク,ケネス[クラーク,ケネス][Clark,Kenneth]
1903年生まれ。ウィンチェスター校およびオクスフォード大学トリニティ・コレッジ卒業。2年間フィレンツェでバーナード・ベレンソンに師事。1931‐33年オクスフォード大学アシュモリアン博物館美術部長。34‐45年ロンドン・ナショナル・ギャラリー理事(その間王室絵画管理官と情報省映画部長ついで国内宣伝局長にも就任)。46‐50年および61‐62年オクスフォード大学スレイド記念美術教授。53‐60年大英アーツ・カウンシル議長。54‐57年独立テレビジョン(ITA)委員長。69年ヨーク大学学長、同年一代貴族として男爵位を授かる。大英博物館管理委員のほか、国内国外諸美術館の評議員を兼任。またその名を一躍馳せたBBCのCivilisationをはじめ数多くのテレビ美術番組を制作するなど、その幅広い活躍は世界的に知られている。1983年5月死去

河野徹[コウノテツ]
1931年生まれ。東京大学教養学科イギリス科卒業。同大学院英文科修了。法政大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

6
叢書ウニベルシタスってこんな本も入れるんだな、テレビ番組を文字に起こしたもの。西洋文明の成り立ち、変遷を芸術からざっと流し見る。桁違いの大富豪の家に生まれた著者は自然と名画のコレクターとなる、そんな彼がいわばアマチュアとして西洋文明を概説する。個々の作家に関する説明は決まり文句で単純明解、さらさら進む、それを馬鹿にしてもいいのだが、あるいはかつてのオネットム的な、つまりすべてについて浅く知る、軽薄で中庸なあり方を身を以て示しているのだろうか。高校生の読書にちょうどいいんじゃないかな。2015/01/04

しんかい32

2
大美術批評家が書いたヨーロッパ美術史の入門書。もともとはテレビ番組だったそうで、すごいわかりやすい。2011/08/22

TYOTYOSAN

0
結構ガシガシ価値判断する2017/08/01

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