りぶらりあ選書<br> 十九世紀パリの売春

りぶらりあ選書
十九世紀パリの売春

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  • サイズ B6判/ページ数 238,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588021336
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C1322

出版社内容情報

緻密な観察と口頭調査.統計利用により,娼婦たちの風俗と習慣,階層および心身の特徴,健康状態,娼家経営,取締と矯正の問題等々にわたり,精細に追求した古典。

内容説明

本書は、19世紀パリの売春の実態を、売春婦たちの風俗と習慣、その階層と生理学的・心理的特徴、健康状態、娼家と女将、取締と矯正などにわたって、人間味豊かな観察、実地調査と統計的手法により精細に追究する。

目次

第1章 全体的問題
第2章 売春婦の風俗と習慣
第3章 売春婦の生理学的考察
第4章 公認の娼家概論
第5章 当局の記録簿への売春婦の登録について
第6章 さまざまな状況下の売春婦たち
第7章 パリの売春婦に施されている公衆衛生上の処置
第8章 売春婦が犯す犯罪の抑止に当てられる監獄
結び 売春婦は必要か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

3
図書館本。アラン・コルバンの編集を経ており、解題で著者のアレクサンドル・パラン=デュシャトの人物なりが説明されている「はっきりと認めておかなくてはならないが、彼と一緒に誕生しつつある社会学とは、興奮で思わず身体に震えがくるほどである」コルバンの感動が伝わってきますね!この研究結果は個人の調査!?という驚きは作品を読むだけでも感じられる。売春婦ではなく売春についての調査からも、著者の中心が違う所、公衆衛生にあるのが感じ取れる。しかしこの作品に描かれていることが数々の物語を生み出している事実は実に計り知れない2019/02/14

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