出版社内容情報
世界には目的がなく、究極の価値が信じられていた時代も過ぎ去ったとすれば、この世界の意味(サンス)はどこにあるのか? 1993年、冷戦終結後の〈歴史の終わり〉という世界史的状況下に書かれた本書はナンシーのまぎれもなき主著にして理論的頂点であり、その哲学の歩みのなかで『無為の共同体』に劣らぬインパクトを保ち続けている。長らく訳されずにいた問題の書、30年以上の時を経て全訳。
【目次】
世界の終わり
宙吊りの歩み
意味と真理
哲学のスタイル
いかにして砂漠は広がるか
存在の意味
無限な有限性
差延
空間──境界
空間──星座
精神分析
贈与。欲望。「アガトン」
意味、世界、物質
触れること
張り
誰か
「世界」の「意味」
絵画
音楽
政治 Ⅰ
労働
政治 Ⅱ
主体、市民、主権、共同体
絆。結び合い。言葉を発すること
政治的エクリチュール
芸術、すなわち断片
断片から断片へ
アイステーシス
特異なものとしての象徴的なものについて
「コーダ──オルギア」
悲嘆。苦痛。不幸
世界
みずからを感覚するいくばくかの意味
対話 Ⅰ
対話 Ⅱ
訳者あとがき
訳 註
内容説明
世界に意味はない。だからこそ生きる意味がある。私たちは、この腐敗した世界の終わりすら越えて行く。砂漠を生き抜くための指南書―翻訳困難と言われたナンシーの主著、30余年の時を経ていま、全訳なる。ナンシーの理論的頂点。
目次
世界の終わり
宙吊りの歩み
意味と真理
哲学のスタイル
いかにして砂漠は広がるか
存在の意味
無限な有限性
差延
空間―境界
空間―星座
精神分析
贈与。欲望。「アガトン」
意味、世界、物質
触れること
張り
誰か
「世界」の「意味」
絵画
音楽
政治1
労働
政治2
政治的エクリチュール
芸術、すなわり断片
「コーダ―オルギア」
悲嘆。苦痛。不幸
世界
みずからを感覚するいくばくかの意味
対話1
対話2
著者等紹介
ナンシー,ジャン=リュック[ナンシー,ジャンリュック] [Nancy,Jean‐Luc]
1940‐2021年。フランス・ボルドー生まれ。ストラスブール・マルク・ブロック大学名誉教授。20世紀後半のフランスを代表する哲学者の一人。ヘーゲルやハイデガーなどの西洋哲学の遺産を受け継ぎつつも、既存のアカデミックな枠組みにとどまらない多数多様なテーマへと思考を展開したことで知られる
伊藤潤一郎[イトウジュンイチロウ]
1989年生まれ。新潟県立大学国際地域学部講師。博士(文学)。専門は、哲学ならびに脱構築思想
横田祐美子[ヨコタユミコ]
1987年生まれ。横浜美術大学美術学部助教。博士(文学)。専門は、現代フランス哲学ならびにエクリチュール・フェミニン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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