出版社内容情報
千野隆司[チノタカシ]
著・文・その他
内容説明
ある夜、三樹之助と志保は、辻斬りの現場に出くわした。頭巾を被った侍に斬られたのは小僧だったが、どうやら材木問屋信濃屋の主人を狙っての犯行らしい。人を呼びに行ったお半が近くで不審な祈祷師の姿を目撃していたという。三樹之助と源兵衛が事件を調べ始めた矢先、夢の湯の馴染み客が、頭巾姿の侍が僧侶を斬ったところを見たと湯屋に駆け込んでくる。そしてまたしても現場近くに祈祷師の姿が…。さらに三樹之助と志保の恋に、いよいよ大きな転機が訪れる。大人気シリーズ新装版最終巻!
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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