叢書・ウニベルシタス<br> ポルタリス歴史を貫く精神―近代法体制の確立者

個数:

叢書・ウニベルシタス
ポルタリス歴史を貫く精神―近代法体制の確立者

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年12月11日 01時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 758p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588011900
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1332

出版社内容情報

フランス旧体制末期から大革命を経て第一帝政まで、激動の時代を生き抜いた天才法律家の生涯。旧体制の弁護士・行政官として名を揚げたポルタリスは、革命期に王党派の嫌疑を受け逮捕、失職、亡命の憂き目に遭うも、ナポレオンが政権を掌握するとその信頼を一身に受けて国政に復帰、革命の成果をとりいれた近代的民法典の起草を主導することになる。忘れられた「フランス民法の父」に光を当てる決定的評伝。


【目次】

 地 図

 凡 例

 訳者はしがき

 はしがき

 謝 辞

 年 譜

 序 説



第一章 プロヴァンスの出身者

 一 ル・ボーセでの暮らし

 二 オラトリオ会の学校

 三 エクスの知性

 四 青年期の著作

 五 法学教育

第二章 エクスの弁護士

 一 ガリカニスム

 二 フリーメーソン団

 三 弁護士会

 四 ミラボー訴訟

 五 ダントルカストーの犯罪

 六 プロテスタントの婚姻

第三章 地方の行政官

 一 エクス補佐官

 二 パリへの使者

 三 プロヴァンスの弁護人

第四章 大革命による追放者

 一 革命の喧騒

 二 プラドーへの帰還

 三 リヨンへの逃走

 四 パリでの入獄

第五章 元老会の立法者

 一 亡命貴族

 二 宣誓拒否司祭

 三 出版の自由

 四 カレーの遭難者

 五 性格の不一致による離婚

第六章 総裁政府による国外追放者

 一 スイスとドイツにおける苦難

 二 エムケンドルフの黙想

 三 誤謬と恐怖の糾弾

 四 市民的平和の条件

第七章 民法典の設計者

 一 カンバセレスの保護

 二 国務院入り

 三 民法典の精神

 四 自然法への依拠

 五 旧法への回帰

 六 婚姻と離婚

 七 家族の強化

 八 緊張と対立

 九 説明と可決

第八章 政教条約の立役者

 一 政教条約の効用

 二 司教職の一体性

 三 布教事業の支援

 四 執政政府の永続

第九章 ナポレオンの大臣

 一 戴冠式の準備

 二 誓約の尊重

 三 教育の再興

 四 ユダヤ教の規則制定

 五 聖ナポレオンの復活

 六 政治の熟練者

 七 「ナポレオンの良き守護神」

第十章 パンテオンの住人

 一 偉人の死

 二 皇

内容説明

旧体制末期から大革命を経て第一帝政まで、激動の時代を生き抜いた法律家・政治家の生涯を辿る。旧体制下に弁護士として名を揚げたポルタリスは、革命期に逮捕、失職、亡命の憂き目に遭うも、ナポレオンの信頼を得て国政に復帰、のちに近代法の嚆矢とみなされる民法典を起草することになる。忘れられた〈フランス民法の父〉に光を当てる決定的評伝!

目次

序説
第一章 プロヴァンスの出身者
第二章 エクスの弁護士
第三章 地方の行政官
第四章 大革命による追放者
第五章 元老会の立法者
第六章 総裁政府による国外追放者
第七章 民法典の設計者
第八章 政教条約の立役者
第九章 ナポレオンの大臣
第十章 パンテオンの住人

著者等紹介

ドノリオ,ジョエル=ブノワ[ドノリオ,ジョエル=ブノワ] [d’Onorio,Jo¨el‐Beno^it]
1948年、フランス、マルセイユに生まれる。エクス=マルセイユ大学名誉教授、同大学ポルタリス研究所名誉所長。専門は、憲法を含む公法、教会法、比較法、法文化論、法制史、政治思想史。エクス=マルセイユ大学ポルタリス研究所創立者。スペイン王立法制アカデミー名誉会員、ヨーロッパ評議会フランス政府鑑定人、同教皇庁鑑定人、人権問題全国諮問委員会鑑定人等を歴任

深谷格[フカヤイタル]
1964年、仙台市に生まれる。名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程修了。博士(法学)。現在、同志社大学大学院司法研究科教授(民法担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品