出版社内容情報
ラブレーやシェイクスピア,ゴダールやオーソン・ウェルズから今村昌平や伊丹十三まで,カーニバレスクな文学と映画にバフチン的なダイアローグの展開を読みとる。
内容説明
カーニバレスクな文学と映画の中にバフチン的「ダイアローグ」の展開を読みとる。
目次
第1章 メタ言語学と記号論
第2章 言語、差異、権力
第3章 映画、文学、カーニバル性
第4章 人食いとカーニバル
第5章 グロテスクな肉体と映画のエロティシズム
第6章 ダイアローグ性から『カメレオンマン』へ
終わりに―バフチンとマスメディア批評
著者等紹介
スタム,ロバート[スタム,ロバート][Stam,Robert]
1941年に生まれる。現在、ニューヨーク大学映画研究学部教授。中南米映画、とくにブラジル映画を専門とし、またヨーロッパによる中南米への植民地支配の遺制を研究するところから、いわゆる多文化主義をも主要な関心事としている
浅野敏夫[アサノトシオ]
1947年に生まれる。茨城大学文理学部英文学科卒業。現在茨城キリスト教大学短期大学部教授。現代アメリカ文学専攻
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