出版社内容情報
デリダによる待望のジョイス論。英文学史上の難解作品として知られるその二著『ユリシーズ』および『フィネガンズ・ウェイク』をめぐっての言語論的・哲学的考察。
目次
ジョイスに寄せるふたこと
ユリシーズグラモフォン―ジョイスが「然り」と言うのを聞くこと
著者等紹介
デリダ,ジャック[デリダ,ジャック][Derrida,Jacques]
1930年アルジェに生まれる。パリのエコール・ノルマル・シュペリウールで哲学を専攻。同校哲学教授を経て社会科学高等研究院教授をつとめる。ロゴス中心主義の脱構築を提唱し、「神の死」のあとに到来した今日の知的状況をこの上なき冷徹な眼で分析する現代フランスの代表的な哲学者
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