叢書・ウニベルシタス
われわれと他者―フランス思想における他者像

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  • サイズ B6判/ページ数 633,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007071
  • NDC分類 135
  • Cコード C1312

内容説明

モンテスキュー、ルソーからレヴィ=ストロースに至るフランスの思想家や作家たちは人種や民族の問題をどのように捉えてきたか。彼らとの対話を通してその思想的系譜を検討し、人種差別や外国人排斥という現代世界の病理の根源を抉る。

目次

第1章 普遍と相対(自民族中心主義;科学主義;モンテーニュ;相対主義の展開;レヴィ=ストロース)
第2章 人種(人種と人種差別;ゴビノー ;ルナン;人種理論の道)
第3章 国民(国民とナショナリズム;トクヴィル;ミシュレ;ルナンとバレス;ペギー;ナショナリズムがもたらしたもの)
第4章 異国的なもの(他者の正しい使用法;シャトーブリアン;ロチ;セガレン;近代の旅行者たち)
第5章 中庸(『ペルシャ人の手紙』;『法の精神』;穏やかな人間主義)

著者等紹介

トドロフ,ツヴェタン[トドロフ,ツヴェタン][Todorov,Tzvetan]
1939年、ブルガリアに生まれる。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなした。『象徴の理論』(77)、『象徴表現と解釈』(78)ほかで文学の記号学的研究をすすめるかたわら、『ミハイル・バフチン対話の原理』(81)以後、『他者の記号学―アメリカ大陸の征服』(82)をはじめ『アステカ帝国滅亡記―インディオによる物語』(83)などを刊行している。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞。現在、国立科学研究所(CNRS)の芸術・言語研究センターで指導的立場にある

小野潮[オノウシオ]
1955年宮城県に生まれる。東北大学大学院博士課程単位取得修了。現在中央大学文学部教授。19世紀フランス文学専攻

江口修[エグチオサム]
1950年に生まれる。東北大学文学部博士課程修了。16世紀フランス文学専攻。現在、小樽商科大学言語センター教授
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出版社内容情報

われわれにとって〈他者〉とは何か??多数の移住民や亡命者を受け入れてきたフランス社会における他者をめぐる言説を検討しつつ人間主義の思想の系譜をたどる。