出版社内容情報
モルモン教の一夫多妻制度や代理母に関する裁判事例,さらにはギリシャ悲劇における親族の掟と国家法まで,多様なケーススタディーを通して法と国家を問いなおす。
内容説明
現代の事例からギリシャ神話まで、多様なケーススタディを通して法と国家を問い直す、社会人類学からの問題提起。
目次
第1部 生殖(経験知と法理論;一夫多妻の警察官事件;子供を渡さない代理母の事件)
第2部 世代継承(系譜の方程式;乙女とゴッドファーザー―ギリシャ悲劇における親族の掟と国家法、およびその後;姉妹の息子たちと猿のオジ―「アヴァンキュレート」の研究に関する六学説)