内容説明
民訴が眠素でなくなる7つの物語。大学3年生の主人公が、アルバイト先の法律事務所で、事件や裁判実務を体験していく姿を通して、読者にも、民事訴訟法・民事裁判への具体的なイメージが湧くように工夫した。
目次
第1章 民訴は眠素?
第2章 初めての法廷傍聴
第3章 長すぎた春
第4章 借りてないけど、返した?
第5章 ピンチはチャンス?
第6章 なんでもかんでも訴訟にできる?
第7章 二つの事件
著者等紹介
木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
1974年横浜生まれ。弁護士。1998年上智大学法学部を卒業後、旧司法試験の受験を開始し、4回目の2001年に最終合格。苦しかった受験時代に感動した出来事は38年振りの横浜ベイスターズの優勝と日本一。あきらめなければ必ず道は拓けることを学ぶ。2003年10月より弁護士登録。税務訴訟を専門にする鳥飼総合法律事務所に勤務し、数多くの税務訴訟を手掛ける。専門は税務訴訟(行政訴訟)を中心に民事訴訟全般、その他企業法務等を幅広く取り扱う。裁判所に提出する準備書面は、「わかりやすさ」を追求し、ビジュアル化・カラー化などの工夫を凝らし、読む人全てを感動させる文章を書くことを心がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やてつ
8
親切丁寧に書かれていて解りやすいです。民訴の勉強に行き詰まった時に読むとさらに効果的かも。2013/05/04
シュウ
7
「民訴が眠訴でなくなる」と帯にあり、しかも「小説で読む」とあったので、実用と趣味を兼ねて手にとってみました。はじめにリラックスして読んでもらうくらいがいいと書いてあるとおり、話はわかりやすく、自然に入っていきます。くだけすぎず堅すぎず、ちょうどいい具合だと思います。はじめに難しい体系書を読むのではなくて、こういう感じで入っていけたらきっと面白く勉強できたんだろうなぁと思います(昔に、、)。これならもっと読みたくなるなぁ、、。読みやすいわりに、最後の事項索引では結構な数の用語が並んでいて、驚きました。2013/02/12
connect
6
民事訴訟法の大枠を理解したかったので本書を読んだ。本書は小説形式で話が進み、具体例で説明がされるので理解しやすかった。次は民事訴訟法の入門書に進みたい。2023/02/27
NAKY
6
予想以上に面白く読めた。分かりづらいように思える民事訴訟法が何と身近に感じられること。民事裁判の市民生活にとっての重要性にも気付く。第2巻も読むとします。2015/12/16
時任ウロ
4
法律の勉強と言うと実体法の勉強に偏ると思うが、手続法が小説風になっているのでイメージがつかみ易い。法律の解釈も話の流れで理解し易くなっていて良かった。2014/08/22
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