目次
1 東寺と空海(東寺の伽藍と建築;東寺の歴史;空海と密教美術)
2 東寺の密教彫刻(空海と密教彫刻;講堂諸尊;御影堂の不動明王像と天蓋;兜跋毘沙門天像;八幡三神像)
3 東寺の密教絵画(東寺の曼荼羅;真言院御修法と十二天・五大尊画像;十二天屏風と山水屏風;観智院の彫刻)
感想・レビュー
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ハヤカワショボ夫
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東寺は現在も「弘法さんの縁日」(毎月21日)に解放され親しまれているが空海に下賜されると真言宗選住の寺で当時としては異例でありました。稀有なことですが京の街にありながら幸いにして創建以来天災や人災等大きな被害にあっておらず創建当時の状況の資料・美術等多くを残しています。東寺の別名「教王護国寺」は「金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経」と「仁王護国般若波羅蜜多経」に由来し羯磨曼荼羅もこれに基づいていると分かりました。東寺の美術はポスト・グプタを反映し天平様式を踏まえつつ超える官能的な様式でした。【図】★★★2015/07/01
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