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内容説明
活躍する都市の電車たちの魅力に、若い感覚で迫る。
目次
シティ電車は乗客のもの
流行のアルミ車とステンレス車
ハイテクデザインの楽しさ
車両界のアバンギャルド
塗装のイメージと効果
アーバン・カー
ファッショナブル・カー
シックな車両は関西に
利用者サイドのフリークェンシー
本当に便利な相互乗入れとは
長大編成はやっぱり威力
困難な複々線化
列車種別はますます多様に
ターミナルの特色くらべ
新技術の導入は長期的に
レジャー輸送への取組み
好みに合った冷房車
車内設備と乗客のストレス
優等列車で通勤・通学
シティ電車の運転系統図
シティ電車のあゆみ―昭和35年以降の新製車
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
3
やはり東京にある大学生のサークルが執筆した本であるためか、行動範囲や時間、取材や調査の費用がプロのライターやカメラマンよりも大幅に制約される「学生」という身分においては取り上げるのがどうしても東京圏、そして関西圏に偏りがちで、その他の地方には「シティ電車」として当時としては「先進的」「特徴的」なものがあっても全然着目されなかったのは仕方のない構成か。「ベストチョイス」も人の手で選考するものであるが故学生の主観に依拠せざるを得ないものでもある。その中でも学生らしい感覚で書かれていることは評価したいと思う。2018/06/07
えすてい
0
率直に言えば「スルメ曲」ならぬ「スルメ本」。慶応大学鉄研メンバーにより、都市圏の大量輸送に徹する鉄道をアマチュア独自の視点で批評していくもの。車両紹介モノが多かった保育社カラーブックスでは珍しい部類。80年代国鉄最末期から私鉄まで、VVVF制御車が登場し始めた頃のこと。各単元末にはメンバーの選考による「ベストチョイス」もあり。2014/08/13