内容説明
旅を楽しくするサロンカーや、お座敷列車の全案内。
目次
イベントトレイン
欧風列車(サロンカー)
ニューお座敷列車
お座敷列車
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
お座敷列車でも、座卓や座椅子を全部片づけてゴロンと畳の上で寝っ転がって何も考えずに旅すること、それもいいかな、と思うこの頃。しかし今、お座敷列車はほとんどなくなってしまっているから、そういう「願望」は叶えられない現実がある。2018/09/11
えすてい
6
この本の中では、お座敷列車よりかは、欧風列車でのんびりと過ごしたいという心境かな。2018/09/11
えすてい
5
この時代、そしてJR初期にかけて、イベント列車はほぼ全てがグリーン車。もともとグリーン車のない12系・14系もグリーン車に改造される。何故だろう?団体用だから確実に運賃・料金が入ってくるからなのか。しかし、グリーン車だから必然的にグリーン料金も支払わなければならない。ユーロライナーの急行の切符の小さな写真が載ってるけど、名古屋から塩尻まで、片道運賃+急行料金+グリーン料金で合計7600円。高い。グリーン料金を払ってまで「くつろぐ」鉄道の旅の意義とは何なのだろう?2018/09/13
えすてい
4
国鉄時代の客車列車の写真を見ると旅情をそそられる。やはり鉄道の旅の原点は電車でも気動車でもなく客車列車なのかもしれない。この本が出た1986年時点の国鉄では、ブルートレインは別として、北海道の急行や東北や九州の一部地域の普通列車を除けば客車列車はほぼ壊滅し客車は大量の余剰車と廃車が発生。機関車の老朽化も進む。そんな中でこの本の車両は客車ばかり。座席と和室とでは感覚が違うところもあるだろうが、客車列車に乗って旅に出ることができる最後の時代に入る最後のころだったのだろう。何とも贅沢な話である。2018/09/16
えすてい
4
この本に載ってる多くのイベント列車の種車となった12系客車は、汎用性が高かったんだな。 2018/09/12
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