感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
14
図書館本。写真は無く、その代わり作者が絵を描いてくれています。生物絵は超写実的。そして写真では撮影できないような地面の断面図を描いて説明してくれます。(その代わり(?)人物画はウマヘタ系な吾妻ひでおのような感じ(汗) 「人間の入れる空間を洞窟と呼ぶんだよ」わー、そうだ!当たり前の事なのに今まで分かってなかった!2016/05/23
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2020/01/06
武智一雄
2
イラストのタッチや著者のネタで子供向けなテイストを醸しているが、その実、えげつないほどマニアック。たくさんの昆虫の絵があるが、よく見ても区別がつかない。そして、終わりの言葉に自分の研究が役に立たない(これから立ったらいいなぁ)的な発言があるが、その潔さ、真性オタクの開き直りが心地よい。2013/02/18
子どもの読書記録用
1
息子が借りてきて読んでた本 絶対に役立つこと無さそうなマニアックな感じがいいかも(笑) 筆者のあとがきも、なんのやくにたつんだか、いつかは役に立つかも♪って感じで書いてます。2015/06/07
150betty
0
(☆4)洞窟に住んでる生きもの、厳密に言えば地下の浅層に住む生物なのだけど、を現状分かる範囲で包括的にまとめている本。案外生きものとして新しいこと(10万年くらいで目はなくなる)、洞窟の中は好きだけど外にもでないと生活できない好洞窟性生物、最早洞窟の外にでると生活できなくなってしまった真洞窟性生物など、洞窟に住む生き物満載の本になってる。一度の産卵で一個の卵しか産まず、しかも生まれた幼虫は卵の中にあった栄養だけでそのまま成虫にまでなる昆虫とか、そんなファンキーな生態は確かに地上では生きていけまい。2014/07/08