日ソ戦争史の研究

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日ソ戦争史の研究

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  • サイズ キク判/ページ数 482p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585320265
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3020

内容説明

日本帝国の崩壊過程におけるソ連要因を実証的に明らかにする新視点。第二次世界大戦末期の1945年8月、日本とソ連との戦争は勃発した。日ソ戦は短期間のものではあったが、戦後の東アジア国際関係に大きな影響を及ぼした。シベリア抑留や北方領土問題など戦後処理が長期にわたり、戦後日本史を考えるうえでも重要な構成要素となっている。それにもかかわらず、日ソ戦争は、日本の歴史学界においてこれまでほとんど注目されておらず、日本近現代史の通史のなかでもふれるものは少なかった。本書では、日本史、ロシア史、中国史、モンゴル史、現代政治におよぶ多面的考察により、日ソ戦争史の全体像、そして、北東アジア規模のグローバル・ヒストリーとしての日ソ戦争の位置づけを明らかにし、今後の現代史研究の礎を提供する。

目次

第1部 日ソ戦争の全体像(日ソ戦争・抑留はどう研究されてきたか―回顧と展望;日ソ戦争概観;アリューシャン・千島列島をめぐる第二次大戦期の日米露関係;外交課題としての日本人抑留・引揚問題―日木国内の「圧力団体」の作用と北方領土問題との連動)
第2部 中国・朝鮮(日ソ戦争期の中国東北地域の鉄道輸送;ソ連軍進攻前後の中国東北地域―賓県を事例に;満洲における関東軍と兵士;日ソ戦争と満洲国軍―江防艦隊・江上軍とアムール小艦隊の角逐;ソ連軍の満洲進攻と関東軍の解体―残留日本人保護をめぐって)
第3部 極東ロシア・モンゴル(1930年代ソ連極東部の国境管理体制と強制移住;アメリカの対日戦争とソ連―米軍パイロット問題をめぐって;女性たちのシベリア抑留;蒙疆における日ソ戦―張家ロ・丸一陣地をめぐる駐蒙軍とソ連モンゴル連合軍;モンゴルにおける日本人抑留とその後)
第4部 樺太・千島(日ソ戦争樺太戦―八方山=ハラミトーギのソ連兵;樺太国民義勇戦闘隊―国民皆兵の歪みとその余波;ソ連による占領統治下の千島社会;戦後初期の日本における満洲引揚者像と樺太住民の引揚;日ソ戦後のサハリン残留日本人問題―ソ連地域未帰還者問題の中の樺太旧住民)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

20
1945年8月に勃発した日ソ戦争の包括的な研究成果。樺太、千島、満州、北部朝鮮、内モンゴルを舞台とした各地での戦闘状況だけにとどまらず、戦後のソ連による占領、シベリア抑留、日本への引揚げなど20本の論文で構成されている。中でも注目したのは樺太国民義勇戦闘隊を扱った章。国民皆兵の余波として、武器をもたせるべきでない人物に武器をもたせてしまう問題の一端を指摘。更に、同戦闘隊の編成に携わった菅原道太郎!についても紙幅を割く。『日本人狩り』で米ソ二重スパイとして取り上げられた人物にここで再会するとは。2024/01/17

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