目次
第1部 植民地主義の言説(植民地主義、台湾、人類学への断章;「無主の野蛮人」と人類学 ほか)
第2部 台湾の植民地官吏(台湾総督上山満之進と原住台湾人の表象;「文明化」への使命と「内地化」―台湾植民地官吏の実践 ほか)
第3部 植民地での人類学(「梁山泊」の人類学、それとも?―台北帝国大学土俗人種学研究室;帝国の人類学者と台湾―台北帝国大学土俗人種学研究室への来訪者 ほか)
第4部 植民地主義のゆくえ(高砂義勇隊と心のなかの日本)
著者等紹介
山路勝彦[ヤマジカツヒコ]
1942年生まれ。東京都立大学大学院博士課程(社会人類学専攻)終了後、1973年に関西学院大学社会学部専任講師、助教授を経て、現在、同大学教授。台湾、中国の少数民族の研究に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。