内容説明
悲しく怖く、コミカルでユーモラス。幻想的で美しい景色にひそむ鋭い悪と汚辱の罪。
目次
はじめに―賢治のマジック
森の中から呼ぶものの声がする―いつか秋の日に
イーハトーブ悪人列伝―もののはずみ・事のなりゆき論
ユートピアのゆらぎ―青い昔の幻燈のように
反浄土―ねんねこ狸の大罪
三つのレクイエム―ねずみたちのアンハッピー
西根山有情―かあいそう論
銀河の彼方に―祈りと願い
おわりに―衝撃のペンネンネンネンネン・ネネム
著者等紹介
大角修[オオカドオサム]
1949年、兵庫県生まれ。東北大学文学部卒(宗教学宗教史専攻)。宗教評論家・地人館代表。宮沢賢治研究会『賢治研究』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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