内容説明
満州に渡った父のこと、病の床にある母のこと、仏の教え、自然の叡知、そして多くの友のこと…。急逝した著者が残した、最後のメッセージ。
目次
1 遊行日記
2 百済、仏の道
3 日本文化特使
4 バリ島の休日
5 見島牛記
6 知床三堂由来記
著者等紹介
立松和平[タテマツワヘイ]
作家。1947年栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中に「自転車」で早稲田文学新人賞。80年『遠雷』で野間文芸新人賞、93年『卵洗い』で坪田譲治文学賞、97年『毒―風聞・田中正造』で毎日出版文化賞、02年『道元の月』で第31回大谷竹次郎賞、07年『道元禅師』で第35回泉鏡花文学賞、第5回親鸞賞を受賞。2010年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。