内容説明
ヨーロッパ文化は、古代ギリシャ・ローマ文化に、キリスト教文化とゲルマン文化が融合されたもので、現代社会の形成・発展に大きな影響を及ぼした。本書では、ヨーロッパ文化のグローバル化という視点(=ヨーロピアン・グローバリゼーション)から、今日に至るまでの歴史的過程を描きだす。ヨーロッパが、他者である非ヨーロッパ世界と接触して、自己の存在を自覚しながら、他者との共生を図り、数多くの社会を内包していたことを読み取る。
目次
第1部 ヨーロッパ文化の形成(古代地中海世界とヨーロッパ文化の形成)
第2部 ヨーロッパにおける「ヨーロッパ化」の定着(「ヨーロッパ化」の深化と共生;近代ヨーロッパにおけるキリスト教文化の定着)
第3部 ヨーロピアン・グローバリゼーションの展開(ヨーロピアン・グローバリゼーションとイスラーム世界;ヨーロピアン・グローバリゼーションの受容と対抗)
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