17シーズン―巡るふたりの五七五

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

17シーズン―巡るふたりの五七五

  • 百舌 涼一【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2024/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 22時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065344538
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

学校ではほとんどだれとも話をしない「ぼっち」の松尾音々は、あることがきっかけで、クラスの優等生・天神くんから句会の誘いを受ける。
詠みあげられる句を聞きながら、音々は「五・七・五」の影響を強く受けていたことに気づく。
この音数は、世の中にあふれていて、この世界を構成するひとつの要素になっているのかもしれない、と。
17音で感じる季節。17音に込める想い。そして、17音で描く未来--。
「言葉の力」を信じ、短くも強いコミュニケーションで、音々たちは新しい世界を切り拓いていく。

小学上級・中学から

内容説明

学校で「ぼっち」の松尾音々は、体育祭の「スローガン」決めをきっかけに、クラスの優等生の天神くんから句会の誘いを受けた。そこに参加した音々は、詠まれた俳句を聞いて、その世界が目の前に現れるような、不思議な感覚を覚える。「五・七・五」の17音を紡ぎ、吐き出すことで、音々の新しい青春が動き始める―。

著者等紹介

百舌涼一[モズリョウイチ]
1980年、山口県周南市出身。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(「アメリカンレモネード」を改題、ディスカヴァー・トゥエンティワン)で第2回本のサナギ賞を受賞し、小説家デビュー。『ゼツメッシュ!ヤンキー、未来で大あばれ』(原題「ロストカゾク」、講談社青い鳥文庫)で、第3回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる子

24
小さい頃の吃音。仲良くしていたお友達にからかわれたとずっと思っていたー。そんな過去を持つ音々は中学生になっても友達を作るのが苦手。そんな時に声をかけて、句会や俳句部に半ば無理やり気味に誘った至とともに、その俳句から景色が見えるような体験を通して、過去の自分とも向き合う事ができるように。はるか外国のブータンにルーツを持つ至と、高校生になり俳句甲子園全国大会で17音から自分を見つける。「奪えない この青い春 何人も」至が音々を見つけてくれた。2024/03/18

雪丸 風人

17
個性を認められることがどれだけ救いになるか、思い知りましたね。主人公は極端に内向的な中学二年生。過去にとらわれ前に進めなくなっていた彼女が、俳句を通じた出会いをきっかけにして、目の覚めるような変化を遂げてゆくストーリーです。自信の欠片もなかった少女が、人の優しさに触れ、自らの強みを知り、新しい気持ちで困難を乗り越えてゆく・・。こんなん見せられたら応援したくなりますがな。うち震えますがな。ほんで、自分もへこたれず気張らなってなりますがな。とまあ、語彙力発狂。ラストは必見です。(対象年齢は12歳半以上かな?)2024/03/09

くま美

3
最近、俳句や短歌をテーマにしたYA本が多いのは、テレビでも取り上げているし、ブームなのかな…。17音に込められた言葉の奥深さ、吃音だった過去を引きずる音々と人気者の天神至斗の恋の行方、中学生にも読みやすい。17音の俳句と17歳になって再会した音々と至。17への拘りを感じる。2024/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21727137
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。