17シーズン―巡るふたりの五七五

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17シーズン―巡るふたりの五七五

  • 百舌 涼一【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2024/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065344538
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

学校ではほとんどだれとも話をしない「ぼっち」の松尾音々は、あることがきっかけで、クラスの優等生・天神くんから句会の誘いを受ける。
詠みあげられる句を聞きながら、音々は「五・七・五」の影響を強く受けていたことに気づく。
この音数は、世の中にあふれていて、この世界を構成するひとつの要素になっているのかもしれない、と。
17音で感じる季節。17音に込める想い。そして、17音で描く未来--。
「言葉の力」を信じ、短くも強いコミュニケーションで、音々たちは新しい世界を切り拓いていく。

小学上級・中学から

内容説明

学校で「ぼっち」の松尾音々は、体育祭の「スローガン」決めをきっかけに、クラスの優等生の天神くんから句会の誘いを受けた。そこに参加した音々は、詠まれた俳句を聞いて、その世界が目の前に現れるような、不思議な感覚を覚える。「五・七・五」の17音を紡ぎ、吐き出すことで、音々の新しい青春が動き始める―。

著者等紹介

百舌涼一[モズリョウイチ]
1980年、山口県周南市出身。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(「アメリカンレモネード」を改題、ディスカヴァー・トゥエンティワン)で第2回本のサナギ賞を受賞し、小説家デビュー。『ゼツメッシュ!ヤンキー、未来で大あばれ』(原題「ロストカゾク」、講談社青い鳥文庫)で、第3回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

36
ティーンズコーナーより、新刊。朝読書用にどう?と渡したら、中1娘がその日中に読み終え「良かった」と興奮気味に感想を言ってくれました。言葉に対する共感覚を持つと思われる男女の、初々しい俳句を巡るお話です。悪気なく人を傷つけてしまう言葉、ハッと気づきを与えてくれる言葉。17音が届けてくれる清々しい世界に心が洗われるようでした。一読の価値がある一冊です。2024/05/06

まる子

26
小さい頃の吃音。仲良くしていたお友達にからかわれたとずっと思っていたー。そんな過去を持つ音々は中学生になっても友達を作るのが苦手。そんな時に声をかけて、句会や俳句部に半ば無理やり気味に誘った至とともに、その俳句から景色が見えるような体験を通して、過去の自分とも向き合う事ができるように。はるか外国のブータンにルーツを持つ至と、高校生になり俳句甲子園全国大会で17音から自分を見つける。「奪えない この青い春 何人も」至が音々を見つけてくれた。2024/03/18

雪丸 風人

19
個性を認められることがどれだけ救いになるか、思い知りましたね。主人公は極端に内向的な中学二年生。過去にとらわれ前に進めなくなっていた彼女が、俳句を通じた出会いをきっかけにして、目の覚めるような変化を遂げてゆくストーリーです。自信の欠片もなかった少女が、人の優しさに触れ、自らの強みを知り、新しい気持ちで困難を乗り越えてゆく・・。こんなん見せられたら応援したくなりますがな。うち震えますがな。ほんで、自分もへこたれず気張らなってなりますがな。とまあ、語彙力発狂。ラストは必見です。(対象年齢は12歳半以上かな?)2024/03/09

vodka

5
甘酸っぱくて毒のない青春。色々な背景、事情はあれどわざとらしくなく盛り込んでくださると読みやすい。良い俳句本がまた増えました。2024/11/25

joyjoy

4
「アオハル」と「青春」、自分のなかではちょっとイメージがちがうな、同じものではないな、と気づく。「青い春」でもまた微妙に変わってくる。言葉は、面白いね。言葉を選んで話したい、と思っているうちに、うまく話せなくなっちゃうの、なんとなくわかる。17音のリズムに乗せて話すのは、さらに難しそうだけれど、慣れたら自然に出てくるものなのかな?楽しそうでもある。共感性が高いという音々の声を聞いてみたくなった。 そういえば、音々は松尾さんなんだね。先生は小林一というんだね。種田さんも出てくるし、鹿沼君というのも面白い。2024/11/08

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