出版社内容情報
志士と呼ばれる人たちの内で、最も多くの読書量・執筆量を誇る吉田松陰。
その松陰のありよう、思想に大きな影響を与えた、多くの学人たち。
幕末の激動する国際状況の中で、学問を追求し、思索し、行動した学人たちとの多彩な交流から、松陰という人物の軌跡とその精神の展開とを俯瞰する。
日記をはじめとする諸資料を丹念に紐解き、松陰の一生に於いて大きな意義を持つ学人たちの関係を追尋した快著。
内容説明
森田節斎、佐久間象山、久坂玄瑞、梁川星巌、月性…志士と呼ばれる人たちの内で、最も多くの読書量・執筆量を誇る吉田松陰。その松陰のありよう、思想に大きな影響を与えた、多くの学人たち。幕末の激動する国際状況の中で、学問を追求し、思索し、行動した学人たちとの多彩な交流から、松陰という人物の軌跡とその精神の展開とを俯瞰する。日記をはじめとする諸資料を丹念に紐解き、松陰の一生に於いて大きな意義を持つ学人たちの関係を追尋した快著。
目次
葉山佐内と山鹿万介
鄭勘介―中国語への関心
草場佩川との交渉
村田清風との出会い
江戸の学者たち
房総旅行と宮部鼎蔵・安藝五蔵
水戸の学者たち―会沢正志斎・豊田天功
文章の師 森田節斎
吉田松陰と佐久間象山―海外渡航への導き
吉田松陰と玉乃世履
吉田松陰と月性―『清狂詩鈔』の刊行
梁川星厳―朝廷との連絡
広瀬旭荘と吉田松陰
松下村塾の忠僕 久坂玄瑞
吉田松陰と『八犬伝』
吉田松陰の竹島開拓論
著者等紹介
徳田武[トクダタケシ]
1944年群馬県生まれ。明治大学名誉教授。早稲田大学第一文学部卒、1974年同大学院博士課程修了。文学博士。1979年に窪田空穂賞、1980年に日本古典文学会賞、1987年『日本近世小説と中国小説』で日本学士院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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