日中戦争の正体―中共・ソ連・ドイツにだまされた

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  • サイズ B40判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784585222712
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0020

内容説明

石原莞爾ら陸軍参謀本部の早期和平論こそが、太平洋戦争を避ける正しい選択だった。

目次

第1章 満州事変を影で推進した永田鉄山
第2章 陸軍統制派永田鉄山の支那一撃論
第3章 対支不戦論の皇道派が二・二六事件で壊滅
第4章 盧溝橋事件における日本陸軍の不拡大方針
第5章 ドイツが仕組んだ日中戦争
第6章 日中戦争への深入り
第7章 重囲におちた日本
第8章 日独伊三国同盟という最悪の選択
第9章 東條陸相が支那撤兵を拒否して日米開戦

著者等紹介

鈴木荘一[スズキソウイチ]
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ペンポン

1
最大の根本原因は永田鉄山にあると思う。二枚舌外交のドイツに騙されながらも惚れ込み、最終的に松岡洋右をして日独伊三国同盟を締結させ、日米開戦に導いた。ドイツにあれだけ騙されながらも日本人にドイツへの好感者が多いのは何故か?これも教育の所為?著者の分析は終わった後からのものなのでスッキリして歯切れが良いが、当事者の立場で分析してみるとあそこまで見事に切れるだろうか?しかし、新しい切り口を示してくれた。ニ・ニ六事件の解釈も今までは詳しく聞かされてなかったので新鮮に聞こえた。著者の本をもう少し読んでみたい。2021/05/01

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