内容説明
石原莞爾ら陸軍参謀本部の早期和平論こそが、太平洋戦争を避ける正しい選択だった。
目次
第1章 満州事変を影で推進した永田鉄山
第2章 陸軍統制派永田鉄山の支那一撃論
第3章 対支不戦論の皇道派が二・二六事件で壊滅
第4章 盧溝橋事件における日本陸軍の不拡大方針
第5章 ドイツが仕組んだ日中戦争
第6章 日中戦争への深入り
第7章 重囲におちた日本
第8章 日独伊三国同盟という最悪の選択
第9章 東條陸相が支那撤兵を拒否して日米開戦
著者等紹介
鈴木荘一[スズキソウイチ]
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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