琉球史料学の船出―いま、歴史情報の海へ

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琉球史料学の船出―いま、歴史情報の海へ

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585221753
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C3021

出版社内容情報

琉球史料学の可能性を提示する印章や花押、碑文や国王起請文、さまざまな史料が持っている歴史情報に着目し、琉球史料学が持つ魅力と可能性を提示する。
「古琉球」「近世琉球」「周辺(中国・日本)」の3つの視点から、関連史料を分析。琉球の政治、社会、文化の様相を浮かび上がらせる。

カラー口絵

序言―船出にあたって―黒嶋敏・屋良健一郎

第一部 古琉球の史料学
古琉球期の印章 上里隆史
かな碑文に古琉球を読む 村井章介
琉球辞令書の様式変化に関する考察 屋良健一郎

第二部 近世琉球の史料学
琉球国中山王の花押と近世琉球 山田浩世
近世琉球の国王起請文 麻生伸一
「言上写」再論―近世琉球における上申・下達文書の形式と機能― 豊見山和行

第三部 周辺からの逆照射
島津氏関係史料研究の課題―近世初期成立の覚書について― 畑山周平
原本調査から見る豊臣秀吉の冊封と陪臣への授職 須田牧子
"琉球渡海朱印状を読む―原本調査の所見から― 黒嶋敏

黒嶋敏[クロシマ サトル]
1972年生まれ。東京大学史料編纂所助教。日本中世史専攻。
主な著書に『中世の権力と列島』 (高志書院、2012年)、『海の武士団 水軍と海賊のあいだ』(講談社メチエ、2013年)、『天下統一 秀吉から家康へ』(講談社現代新書、2015年)などがある。

屋良健一郎[ヤラ ケンイチロウ]
1983年生まれ。名桜大学国際学群准教授。日本中世史専攻。
主な論文に「中世後期の種子島氏と南九州海域」(『史学雑誌』第121編第11号、2012年)、「琉球人と和歌」(『東京大学日本史学研究室紀要別冊 中世政治社会論叢』2013年)、「近世琉球の日本文化受容」(清水光明編『「近世化」論と日本』勉誠出版、2015年)などがある。

内容説明

印章や花押、碑文や国王起請文、さまざまな史料が持っている歴史情報に着目し、琉球史料学が持つ魅力と可能性を提示する。「古琉球」「近世琉球」「周辺(中国・日本)」の3つの視点から、関連史料を分析・琉球の政治、社会、文化の様相を浮かび上がらせる。

目次

第1部 古琉球の史料学(古琉球期の印章;かな碑文に古琉球を読む;琉球辞令書の様式変化に関する考察)
第2部 近世琉球の史料学(琉球国中山王の花押と近世琉球;近世琉球の国王起請文;「言上写」再論―近世琉球における上申・下達文書の形式と機能)
第3部 周辺からの逆照射(島津氏関係史料研究の課題―近世初期成立の覚書について;原本調査から見る豊臣秀吉の冊封と陪臣への授職;琉球渡海朱印状を読む―原本調査の所見から)

著者等紹介

黒嶋敏[クロシマサトル]
1972年生まれ。東京大学史料編纂所准教授。日本中世史専攻

屋良健一郎[ヤラケンイチロウ]
1983年生まれ。名桜大学国際学群准教授。日本中世史、琉球史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。