内容説明
西郷隆盛らは征韓論争に敗れて下野したのではない。歴史家が語る「征韓論政変」の虚構性と、その原因が史料の勝手な解釈や使い方、史料批判の欠如にあることを明らかにし、政変の真相を究明する。
目次
序章 史料の疑惑
第1章 大久保の帰国と夏休み
第2章 木戸が西郷遣使を知った時期
第3章 八月勅答の謎
第4章 大久保の復帰と閣議
第5章 逆転の策謀
第6章 二次史料の虚構とその踏襲
第7章 歴史家が語る「一の秘策」
結章 廟堂紛糾と政変の真相
著者等紹介
川道麟太郎[カワミチリンタロウ]
1942年、神戸市生まれ。元関西大学工学部教授。工学博士、建築論・建築計画学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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