智慧の海叢書
「敬語」論―ウタから敬語へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 137p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585071211
  • NDC分類 815.8
  • Cコード C0381

内容説明

上司の無理難題にも法令違反にも傍若無人な若者にも、現代社会の閉塞感さえも、敬語を使えば円満解決。

目次

第1章 敬語は日本を支えている(「丁寧」の正体;昔の人はどうして敬語が話せたか ほか)
第2章 ウタとは何か―敬語以前の待遇表現(美しき災害列島、日本;原日本人の表現形式 ほか)
第3章 上下の架橋としての敬語―階級遵守語(天皇が理想とした国;貴族社会での上下の交流 ほか)
第4章 潤滑油としての敬語―礼儀語(失礼な日本人;礼儀語の使い方 ほか)
第5章 トレードマークとしての敬語―自己品位語(皇族の丁寧な言葉の正体;汚い言葉は連帯の証 ほか)

著者等紹介

浅田秀子[アサダヒデコ]
辞書編集者、日本語研究者、日本語教師、メゾ・ソプラノ歌手。1953年東京生まれ。東北大学文学部国語学専攻卒業。専門は現代日本語の修飾語(形容詞・副詞)と待遇表現(敬語)、辞書学、ドイツ・リート研究。出版社勤務を経て、現在、(有)日本語コスモス代表、日本大学・関東学院大学非常勤講師。元、中国・河北大学外文系日本語科教師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

1
年末年始はテキスト作成!2015/01/05

Kazuki

0
私は元々敬語に反感があったので、敬語を勉強する気にはあまりなれなかったのだけれど、この本だけは少しだけ読む気になったので読んでみました。階級遵守語、礼儀語、自己品位語を理解することは、日本に住む一個人の精神的自立に、とても有益なものではないかと思います。日本に興味がある方など、本書を時間をかけてでも一読しておく価値はあるかと思います。しかし、私は未だに敬語には反感があります。それは、敬語が思いやりとの結びつきよりも、恥と結びついたイメージが強いことによると思います。著者の口調も恥の色彩が強いと感じました。2019/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1257168
  • ご注意事項

最近チェックした商品