内容説明
壊れてゆく日本と世界の社会学。その社会病理を、関係性の喪失物語の喪失想像力・共感力の喪失という切り口から読み解く。
目次
一緒に死ねる相手で在るから―大阪河内長野市家族殺傷事件を手掛かりとして
関係性喪失の時代―壊れてゆく日本と世界の様相
「小さな物語」の喪失
「大きな物語」の喪失―漂流する日本と世界
想像力・共感力の喪失―「壊されてゆく」いのち
「近代」と関係性の喪失
失われた叡智を求めて
著者等紹介
大木昌[オオキアキラ]
1945年生まれ。1988年、早稲田大学政治経済学部卒業。1977年、オーストラリア国立大学Ph.D(東南アジア史)。1978年一橋大学大学院経済学研究科修了。明治学院大学国際学部教授。専門分野、東南アジア史・民族医療(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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