内容説明
中世文学史の中にあって、異彩を放つ自伝的回想記『とはずがたり』は日記文学の白眉である。その筆者であり、後深草院に仕えて「二条」と呼ばれた一女房の人生の軌跡を、概観する。
目次
第1章 後深草院二条の人生
第2章 『とはずがたり』を読む(二条と後深草院;二条と有明の月)
著者等紹介
西沢正史[ニシザワマサシ]
東大大学院修了・昭和女子大学教授を経て、駒沢女子大学人文学部教授・創価大学文学部講師。専攻・日本古典文学(中古・中世の物語・日記文学)
藤田一尊[フジタカズタカ]
大東文化大学文学部大学院修了。元大東文化大学講師。専攻・日本古典文学(屏風歌・中古物語・中世日記文学)
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