日本合戦騒動叢書<br> 北条五代記

日本合戦騒動叢書
北条五代記

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585051138
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0320

内容説明

軍記という作品が、戦場記とか合戦記とかあるいは武功譚とか呼ばれたように、戦いの記述・表現であってみれば、時には酷たらしい人殺の場面を描き出さなければならない。古今東西、それを全く省いて軍記は成り立たない。直接的にしろ間接的にしろ、露骨、あるいは婉曲な言い回しにしろ、事の本質は同じことである。ただ、差異が生じるのは、敵の首を取る行為を戦場における功利的な獲物の獲得行為として記録しつつ、そこに人間の欲望の持つ危険性を語るときである。本書『北条五代記』は戦国軍記としては外周的な位置を与えられるに過ぎないが、それでもこの問題を決して避けてはいなかった。本書の作術世界では、戦場という“場”における、武士にとっての“一身の用心”を例を挙げて語ろうとする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
北条の視点で書いていますので、今まで捉えていなかった評価や感覚が新鮮でした。2023/08/09

U-G.Kintoki

0
さすが北条の旧臣が江戸時代に書いただけあって、北条家持ち上げまくり。対して秀吉、武田家、越後上杉家はディスりまくりで笑える。特に武田家に対してはかなり点が辛いね。鑑みるに謙信の越山よりも武田家との抗争の方が北条にとっては重要事だったぽいな。2012/05/31

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