歴史知識学ことはじめ

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585003069
  • NDC分類 201
  • Cコード C0020

内容説明

東京大学史料編纂所は、一世紀を超えて活字史料集を編纂・出版し、歴史データベースとしても公開している。一点の史料は、神経細胞のように、歴史知識という糸で他の史料や事実と結びつくことにより、日本の歴史全体のなかに位置づいている。二〇〇六年四月に発足した前近代日本史情報国際センターは、歴史学・史料学と情報学を融合させることにより、歴史知識学研究の促進をめざしている。本書は「史」と「知」のデジタル・アーカイブを統合し、「歴史知識学」のこれからを提案する。

目次

「歴史知識学の創成」研究
第1部 歴史知識化システム研究―情報学の立場から(史料のデジタル化;史料検索システム;編纂史料からの人物情報の抽出;人物史データベースの構築;翻刻支援システム)
第2部 編纂研究の共有化プロジェクト―歴史学の立場から(鎌倉遺文を対象とするVirtual Laboratory構築プロジェクト;二一万通の古文書を集める―日本古文書ユニオンカタログプロジェクト)
第3部 歴史知識学への期待(歴史知識学の意義;文理融合研究への期待;討論―歴史地誌器楽の可能性)
おわりに 「歴史知識学の創成」ことはじめ

著者等紹介

横山伊徳[ヨコヤマヨシノリ]
東京大学史料編纂所・所長/教授。1956年生まれ。幕末維新史/歴史情報論(文学修士)

石川徹也[イシカワテツヤ]
東京大学史料編纂所・特任教授/筑波大学・名誉教授。1943年生まれ。情報学/歴史知識学(工学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

13
「歴史知識学」といふ名前自体がまだまだ耳慣れないが、史料の内容と、様々な情報をリンクさせ、繋げていくといふ試みを紹介。史料編纂所のデータベースにお世話になつてゐる人間のひとりとして、興味深く読んだ。2019/12/28

chang_ume

9
歴史学と情報学の融合領域「歴史知識学」の成立前夜を現状整理。歴史知識学とは耳慣れない言葉ですが、過去に記述されたさまざまな情報について、それが生成した条件、すなわち意味体系のはたらきかたを解明していくことでしょうか(あっているかな)。その前提として、データベースの構築、メタデータやマークアップの整備が必須となる。現状は道半ばという印象で、研究者自身の葛藤も率直に吐露されているところが面白いです。一方で、成果物として論文などの「資料」については、デジタル化など情報再生産の俎上には載らないなあ。出口の議論は?2020/04/17

てせ

0
歴史知識学という、割と最近確立されつつある分野について。 文書資料をデータとして保存し、安易に検索できるようにすることで、他分野で効率的に利用できる、とのことだったが、論文などに引用する、意外にももう少し具体的に書いて欲しい。また、科学分野との連携する、という話になった時、なぜ宇宙工学を選んだのだろうか… もっと他に、有用性を示せる分野は有ったと思うのに…2015/05/12

のの

0
改めて史料編纂所がすごかったことを実感。むちゃくちゃデジタル…で先端をしていたのね…あのときは普通に崩し字とかひかれても、へーってしか思ってなかったです。ごめんなさい。 デジタルを使った暗黙知をいかに広めていくかの技術は、もっと世間に知られてよいし、史料編纂所というか歴史の人のメンタリティと違うのかもしれないけど、アピールすべきだと思う。2010/10/16

naopyuru

0
C&Iの前沢さんと、情コミの伊藤さんが執筆協力してました。ここまでできればいいデータベースだ。国のお仕事だなー。2010/02/07

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