図書館・情報メディア双書<br> 図書館を使う

図書館・情報メディア双書
図書館を使う

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784585002222
  • NDC分類 015
  • Cコード C1380

内容説明

本書には「図書館を使う」側からの図書館に関する文章が10本収めてある。本文をそれぞれ読んでもらえば、あるいは巻末の「執筆者紹介」に目を通していただければ瞭然とすることであるが、この10本の文章は多様な分野の専門家によって書かれたものである。それらは、歴史学、社会学、精神医学、体育学(身体・気功論、野外教育論)、物理学、仏文学、中国文学、日本文学(古典文学、近代文学)、の各分野にわたるが、それぞれが自らの専門に関わってこれまで経験してきた「図書館」についての思いを基に、図書館(あるいは図書館情報学のある分野にまで踏み込んで)はこうあるべきなのではないか、こうあって欲しい、こんな問題を抱えているのではないか、等について「率直な」考えを展開している。

目次

1 図書館という場「場」の意味探し―禅の十牛図から
2 図書館と国文学(古典文学)研究
3 物理学と図書館
4 大海における読書・湯船の中の読書
5 文献資料と方法論―社会科学において
6 史料をとり史実をよむ
7 病院図書室と読書療法について
8 漢籍と近代図書館
9「書誌」作成と図書館
10 図書館と雰囲気―気の立場から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんぽこ

1
一般人向けというより、分系学生や学者向けの図書館の使い方の本。当時(1999年)のその筋の権威たちがまとめているので、堅実な意見を知ることができる反面、コンピュータに対して非常に懐疑的なのが面白かったです。この頃だと、現在のデジタル機器の進歩ぶりが想像できなかったのかもしれませんね。マイクロフィルムは今は昔、ほとんど存在すらしていませんもの。逆にいえば当時の研究方法が分かって、そちらはそちらで非常に興味深くありました。2021/11/24

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