出版社内容情報
極貧生活ゆえに「母に楽をさせたい」という想い一つでプロ野球を目指した氏。プロ入団、解雇の危機から正捕手への抜擢、三冠王獲得、そして名監督、評論家へ―どん底から這い上がった男を支えた哲学とは?『私とプロ野球(2011年刊)』の文庫化。
内容説明
今年もプロ野球に新人選手たちが入ってきた。アマとは全く違う環境の中で、さまざまな人物との出会いがあるだろう。そのなかで、のちのち縁と呼ぶに値する貴重な出会いをどれだけ持つことができるか。それは選手としての将来だけでなく、人としての将来も左右する。ユニフォームを脱いで幾年か経つが、私もそうした縁を求めて、野球との旅をつづけてゆきたい。情熱はまだまだ衰えていないつもりだ。
目次
第1章 私とプロ野球(金持ちになりたい;運命の日 ほか)
第2章 日本の野球に革命を(一流が一流を育てる;鉄腕攻略は情報分析にあり ほか)
第3章 監督像を一変させる(三冠王への道;選手兼任の監督要請 ほか)
第4章 知将、相撃つ(男の覚悟;地獄を見てきた男 ほか)
第5章 人は何を残すかで評価が決まる(私が楽天に残したもの;情と理 ほか)
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団。1965年に戦後初の三冠王になったのをはじめ、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などのタイトルを多数獲得した。1970年からは選手兼任監督となり、その後、ロッテオリオンズ、西武ライオンズに移籍。1980年に45歳で現役を引退、解説者となる。1989年に野球殿堂入り。1990年にはヤクルトスワローズの監督に就任し、4度のリーグ優勝、3度の日本一に導く。1999年から3年間、阪神タイガースの監督、2006年から東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を歴任。2010年に再び解説者となり、現在、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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