内容説明
徳川十二代将軍家慶が、唯一頼みにする闇御庭番、菅沼外記とその仲間たち。天保の改革で火の消えたようになった江戸の町。家慶の目指す改革が、老中水野忠邦とその配下の鳥居耀蔵によって、いつの間にか過酷な弾圧に変わっていた。洋学者・高島秋汎の吟味役になった北町奉行・遠山景元を追い落とすために罠を仕掛ける鳥居。大江戸八百八町の希望である遠山を守るべく、闇ノ御庭番たちの影の闘いが始まる。
著者等紹介
早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。会社員を経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。