内容説明
ある日、カンボジア・プノンペンの安食堂で出会った、怪しい男。目つきの悪い中国人の取り巻きを引き連れ、歳はおそらく30代後半、日焼けした日本人離れした顔。しかし、彼はれっきとした日本人だった…。そんな彼が、わたしだけにこっそり打ち明けてくれた、スゴすぎる過去を一挙紹介。
目次
1 1980~1990暗黒面からの誘い(マカオ脱出…それが始まり;大好物はミイラの肉の弾力 ほか)
2 1990~1995傭兵並みにこき使われて(謎のスリランカ行き;四川料理の秘密と羊の顔面まっ二つ ほか)
3 番外編海南島・野生の味紀行(うさんくささ一番の島;珍しくて汚らしい食い物 ほか)
4 1995~2000元犯罪者に囲まれて山奥で金を掘る(新たな市場・カンボジアへ;残酷な特別料理 ほか)
著者等紹介
クーロン黒沢[クーロンクロサワ]
1971年生まれ。バンコクの中華街で昼はカオマンガイ、夕方に豚ごはん、夜は豪勢にマクドナルドという生活を2、3年ほど繰り返して体調を崩す。その後プノンペンに渡り、貸本屋を開いて万引きされ、日本語フリーペーパーの編集を半年ほどやって潰す
明日香翔[アスカショウ]
1962年、東京生まれ。某大学を途中で投げ出して台湾に渡り、商売を始める。1980年から中国の某都市に留学。そして大陸をうろうろ。薬品その他の仕入れで中国・香港をはじめアジア各国を巡り、その後、カンボジアの山奥で食われそうになったり、いろいろ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kunkun1192
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子供の頃、親父の本棚にあったのをこっそリ隠れて読んだ「怪しいアジア」シリーズ。あれから13年たった今でも、目に止まったら読み返してます。グルメ本なのにまったくお腹が空かない(むしろ吐き気がする)という、不思議な本。猫やアルマジロを使った料理は序の口で、ニワトリの睾丸や、腐った卵を使った料理まであるのには驚いた。 食事以外にも、アジア中のヤクザな人たちの内情をほんの少しばかり知ることができます。是非一度読んでみては。2012/02/22
はにゅ
0
怪しくもナイスなアジアの食をお届け。写真が多くて捗るぞ2006/08/11
☆
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再読。相変わらず食欲なくなる内容だけど面白い。でも猫だけは絶対無理だ!まあ他も無理だけど2013/01/13
koguma
0
怖いもの見たさで読んでしまったが、気持ち悪いよーーーっ。2008/11/24
t
0
○7年ぶりに読んだ。くされ卵(腐った卵に塩を入れて蒸したもの)が食べたい。臭豆腐も食べたい。2011/03/27
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- 和書
- 千葉県の歴史一〇〇話