内容説明
本書に紹介されている、ピジン語の表現は、筆者が、2004年8月1日から、3週間かけて、資料収集したものである。町中にある看板の写真を撮ったり、複数のホテルに滞在し、レストランのメニューや土産品に印刷された、ピジン語を収集した。また、スーパーマーケットにある日用品にも目を向け、ピジン語が印刷されている商品を全部購入した。喫茶店や郵便局、大学や博物館などにも足を運んだ。テレビ、ラジオ、新聞からもたくさんの資料が入手できた。ただ、新聞については、ピジン語の文章が長くて、難しいので、筆者が手を加え、短く、わかりやすく修正をした。
目次
ほんとうによく使う表現
自己紹介
覚えておくと生活しやすくなる表現
私は~/あなたは~/彼は(彼女は、それは)~
私たちは~/あなたがたは~/彼らは(彼女らは、それらは)~
私たち2人/私たち3人/私たち4人
何~?/どこ~?/誰の~?/いつ~?/なぜ~?/どのように~?/いくつ~?
~がしたい
スポーツに関すること
~がある(いる)〔ほか〕
著者等紹介
岡村徹[オカムラトオル]
1961年北九州市小倉生れ。九州大学大学院博士課程修了。博士(比較社会文化)。帝塚山学院大学文学部国際文化学科助教授。高槻市在住
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感想・レビュー
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サアベドラ
2
題名がちょっとわかりにくいけど、パプア・ニューギニアで話されている英語系クレオール語であるトク・ピシンの入門書です。例文がたくさん載っててそれに簡単な文法解説や語彙表が付いている、という形式。一読した印象は、思いのほか基層語(オーストロネシア語)の影響が強いということ。述語辞iや他動詞辞imがあるおかげで英語っぽさが薄い。トク・ピシンに関しては英語系クレオールというより英語語彙クレオールといったほうがよさそう。今まで勉強した言語のなかではインドネシア語が一番近いかな(当たり前といえば当たり前だけど)2012/07/08
しま
0
読み物として読みました。面白かった。2017/05/24
Haruhiko Hasebe
0
よくわかります2021/03/19