内容説明
とらねこさん、おはいんなさい。くろねこさん、おはいんなさい。とらくんとくろくんがたのしくなわとびをしていたら、そこへシャムちゃんがやってきて…。
著者等紹介
山脇恭[ヤマワキキョウ]
1936年東京都生まれ
小田桐昭[オダギリアキラ]
1938年北海道生まれ。東京アートディレクターズクラブ、N.Y.アートディレクターズクラブ会員。電通賞、ACCグランプリ、カンヌ国際広告映画祭金賞、クリオ賞など広告の分野で多くの賞を受ける。現在、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン株式会社取締役共同会長チーフ・クリエイティブ・オフィサー。さし絵の作品に、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社、産経児童出版文化賞大賞)、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社、野間児童文芸賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
51
図書館本:仲良しのくろくんと、縄跳びをしていたとらくん。そこにシャムちゃんがやってきて・・・?せっかく楽しく遊んでいたのにと、拗ねるとらくん。3人一緒に遊んだほうが楽しいよと言うくろくんの言葉も聞かず、一人でぴょんぴょんと縄跳びを始めてしまう。そのうちに意地になって、雨が降っても雷が鳴っても、縄跳びを止めるきっかけを掴かめなくなったとらくん。最後に2人の優しさに触れて、仲直り出来て良かった良かった。優しい絵柄で描かれた猫たちが可愛い作品。そんな絵柄なのに、嵐のシーンの迫力が見事。2013/10/27
ゆか
43
面白かった。三ページ目の可愛い笑顔から一転シャムネコがきたことにより、ひとりで遊ぶことにしたとらくん。その上、縄跳びも調子良く途切れずやめどきもわからなくなって…というお話。こういう意地の張り合いみたいなこと、あるなあ。シリーズの他も読んでみたいです。2015/12/01
かおりんご
40
絵本。むきになっちゃう気持ち、わかるなぁ。前に読んだ猫のシリーズなので、反応に期待してます。2015/10/24
かおりんご
38
読み聞かせ(191)縄跳びをするように読むのがポイントですね。むきになったとらくんでしたが、みんな「すごい!」と食いついていました。2015/10/27
♪みどりpiyopiyo♪
30
とらねこさん、おはいんなさい。くろねこさん、おはいんなさい。とらくんと くろくんが たのしくなわとびをしていたら、そこへシャムちゃんがやってきて…。■あらあら たいへん。子供らしい ちょっとした衝突があって、ドキドキはらはら。でもね、ここからの展開がとってもいいの♪ 互いが気になりながら背を向けて遊ぶ姿が実にありそうだし、近づいていく心も、嘘っぽくなくて納得できます。■このシリーズは、背景もいいんだよね。街も自然も 余白が効いて。物語も絵も とっても幸せな絵本です ( ' ᵕ ' ) (2008年)2018/02/06