内容説明
“タリバン”が連日のようにマスメディアを騒がせているが、複雑怪奇な中東とイスラムは、とにもかくにも基本のキを知ることが大切。「中東」と「中近東」はどう違うのか。なぜいつもモメているのか。イスラムとはどんな宗教なのか。誤解だらけの原理主義…など、答えられそうで答えられない項目を、第一人者がわかりやすく解説。ここまで知れば、テロ事件の真相も見えてくる。
目次
1 いまさら誰にも聞けない超素朴な疑問
2 イスラム世界について知る
3 なぜいつもモメているのか
4 中東の人たちの生活と意見
5 アラブ人と仲良くなる方法
著者等紹介
ハッジ・スズキ[ハッジスズキ]
1941年、東京・目黒に生まれる。本名・鈴木紘司。ムスリム名・アハマド。親子3代続くムスリム・ファミリーであり、3代ともにメッカ巡礼を果たし、“ハッジ”称号をもつ。1962年、エジプト最高学府アズハル大学に留学、イスラム学を専攻。1969年、サウジアラビア日本大使館に在職。石油危機の勃発後、1974年、総合商社・住友商事に入社。中近東ビジネスを一貫して担当。中東での滞在生活は、エジプト、サウジアラビア、ヨルダン、バーレーン、イエメンと20年余り。1997年、同社を準定年退職。1998年、フィリピン共和国ミンダナオ自治州経済顧問として、アジアのイスラム圏で活躍。2001年、東京・元麻布に新設されたサウジアラビア国立大学東京分校、アラブ・イスラーム学院常任顧問
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