内容説明
この本はいわゆる「パリかぶれ本」ではありません。パリでどのように生活するかを書いた「ハウツー本」でもありません。日本人が最も数多く訪れる欧州の中心都市パリのありのままの姿…ではなく、レントゲンや内視鏡を使ってふだん見えない奥のほうまで覗いたものです。日本人が憧れるヴァカンスの実態とは?本当にグルメの街なのか?などなど長年にわたってパリと東京を往復してきた著者ならではの観察眼が冴えわたります。
目次
ヴァカンスは辛いよ
パリは世界一綺麗だけど郊外は?
外人部隊のパリ・ファッション
フランスの学校と卒業生たち
いいかげんな子育てのすすめ
パリはどこまでグルメな街か
浮気はしたし
パリジャンのエスプリ
パリで暮らすということ、パリの日本人
パリの交通
「改善」という文字はない
フランス人は文化、芸術のチャンピオンか
フランスのサラリーマン
身近な環境問題
無駄遣い国家フランス
これからのパリと日本
著者等紹介
高橋克典[タカハシカツノリ]
1957年生まれ。80年玉川大学文学部外国語学科卒業、同年ハナエモリ入社。主にマーチャダイジング担当。86年パリ商工会議所ディプロム取得。87年SABコンサルティング・グループ入社。コンサルタントとして主にパリのファッションメゾンのブランド・マーケティングに携わる。90年テラノス設立。欧米製品やブランドの日本市場におけるマーケティング計画の立案などの業務を行なっている。91年パリ事務所開設。長年、フランスと日本を行き来している経験をベースに本書を執筆
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