内容説明
「その時着物が着崩れて露わになった白い両腿の間へやにわに手を入れた。春夫の指がやわやわした陰毛にさわると、なんとも云えないほど恍惚となった。そのうち君江夫人の手も動いてズボンの釦は外され、青筋立てて脈打っている赤黒い雁高の陰茎は引き出されて、ずっきずっきと空に躍った」―明治・大正以降、密かに刊行されてきた性の禁書を発掘する発禁文学館シリーズ。大好評の第2弾は『花のうたげ』『情痴の宿』ほか1編を紹介。
目次
花のうたげ
情痴の宿
茶店の娘
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- 和書
- 天運を呼ぶ生活 文庫