女王たちのセックス―愛を求め続けた女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 403p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584189870
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0022

内容説明

女王の性具にされた男たち、不倫の罪を犯した王妃の悲劇。女王たちの果てのない情欲。

目次

はじめに 堂々たる王と気高き女王
第1章 王宮の塀の向こう側
第2章 女王たちの愛人
第3章 中世のクイーンとヘンリー八世の妻たち
第4章 黄金の鳥かごからの脱出―一七世紀
第5章 奔放な女帝たち―一八世紀ロシア
第6章 権力と政治と情熱―一八世紀ヨーロッパ
第7章 大胆にして不名誉な女王―一九世紀
第8章 男女同権を求めての闘い―一九世紀末から二〇世紀へ
第9章 ダイアナ―恋多きプリンセス
おわりに 姦通と国家の利害

著者等紹介

ハーマン,エレノア[ハーマン,エレノア][Herman,Eleanor]
1981年までボルチモアのツーソン州立大学にてジャーナリズムを専攻し、そののち、ヨーロッパ諸国にて各国言語を学ぶ。これまで多くの論文を発表し、1989年から2002年までドイツの出版社に勤務

高木玲[タカギリョウ]
1958年兵庫県生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程を修了。関西大学非常勤講師を務める傍らドイツ語出版翻訳に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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viola

6
このタイトル止めて欲しい・・・借りてくるのかなり恥ずかしかったです。原題はSex with the Queen。それのドイツ語版を翻訳したそうだけど、どうしてわざわざ?内容はまともで普通に面白いので王室の女性を描いたものが好きな方にはいいと思います。夜の描写はほんの一部で読みやすいです。『王たちのセックス 王に愛された女たちの歴史』もあります。なんと別の著者なのに『庶民たちのセックス 18世紀イギリスにみる性風俗』なんてものもあるのだとか。そういうタイトルでつろうとするの、好きじゃないなぁ・・・。2011/06/28

遊未

4
こちらは人数が少ないのでエカテリーナ大帝を頂点に一人分のお話が長くて読みやすい。肉体的にも知性的にも女性がゾッとする男性と突然結婚では不幸しかない。むろん、男性側にとってもあることだけど。近親結婚多いし。改めて驚いたのは現代のチャールズ皇太子も寵姫がいるのは当たり前という感覚。しかし、カミラ夫人がいなかったとして2人の結婚が幸せだったかは別問題のようです。2024/06/25

かずい

2
世界史では出てこない裏話的ストーリーで面白かった。個人的にはアントワネットとラスプーチンの話が面白かった。貴族社会は教会の目の届かない階級ならば好き放題できる特権階級だったのだろう。赤と黒、ゴリオ爺さんなど読んでも貴族階級の快楽主義は蔓延していた。教会の教えを忠実に守る中流下流社会だけは、貞節を忠実に守ったのかも知れない。2016/11/03

天音

1
タイトルが凄まじくて電車で読むとチラ見されたが、内容はかなり面白かった。政略結婚ものを書くので読んだが、とても参考になった。結婚というものが感情を全く伴わない世界は、愛人のほうが地位が上だというもの頷ける。建物に沢山の虫が住んでいる……など裏話も満載で、個人的には気に入った。2016/12/13

ミギノコウザエモン

1
タイトルは過激だが、一言で言えば「貴婦人達だって自由に恋愛をしたかった」ということ。 当時の西洋の貴族社会に属する女性にとって「自由恋愛」は、時には命の危険性を伴うのである。 エカテリーナ二世、ダイアナ妃の自由奔放な男性遍歴は、おそらくセックス依存症によるものではないだろうか? 後者では明らかにセックス依存症の可能性があったことを指摘されているし、前者の愛人は、公式には10人前後だといわれているらしいが、50歳代以降になっても「一夜限りの男」がいたということは、セックス依存症だったとしか考えられない。 2013/12/17

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