内容説明
「自由」が生まれた啓蒙時代、多様なセックスが解き放たれた。どこまでも貪欲な淫らな肉体の文化史。
目次
ロンドンの街角で
快楽の犠牲になる女たち
快楽に耽る男たち
高級娼婦たちの復讐
メドメナムの修道士
スコットランドの性の秘密結社
ソドミー―「自然に背く忌まわしい罪」
女性同士の同性愛―「新たなかたちの罪悪」
悲しき女装者
ズボンをはいた女たち
鞭打ちの痛みと快楽
性の倒錯者たち
著者等紹介
ピークマン,ジュリー[ピークマン,ジュリー][Peakman,Julie]
オックスフォード・ブルックス大学教官。UCL(ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ)ウェルカム財団医学史研究者名誉特別研究員。UCLにおいて博士号を取得。ロンドン在住
塩野美奈[シオノミナ]
1968年生まれ。神戸大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キムチ
36
たまにこういったトリビアを読むと、「面白く」時代を学べる。テレビで見ると一過的だけれど文字の力は素晴らしい。掲載されている画も愉しい。2012/09/20
こひた
0
高級娼婦、性の秘密結社、修道士、男装と女装の扱いは当時社会秩序の中で大きく違った、ズボンをはく女、ムチ打ち、”倒錯”と治療思想。2015/12/21
鴇田晴花
0
参考図書 2013/01/21
まーしー
0
おもしろかった! 1章 2章 12章がとくに。 いやー15〜16世紀から人間は変わらずなんだなぁーと改めて理解。人類は、人だなぁとおもう(なんのことだ 2021/08/05