出版社内容情報
地中海文化の交流基地。ビカソ、ミロ、ガウディを生んだ芸術の地。大変貌を遂げる五輪開催地。古都にして新しい街バルセローナ案内
内容説明
世界史と共に生きた街、古くて新しい芸術の都の魅力。
目次
甦えるスペイン―バルセローナは違う
地中海の港湾都市バルセローナ―自由と伝統の街
バルセローナ歴史散歩(観光の中心ゴシック地区を訪ねて;ゴシック地区以外のローマ・中世都市を訪ねて;大発展をとげる中世バルセローナの新街区;14世紀市壁内の中世新街区;1888年の万博で世界に知られた海岸通りとその周辺;新市街とモデルニスモ建築)
バルセローナの美術館・博物館を訪ねて―古くて新しいカタルーニャ美術の伝統
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
284
この巻はバルセロナ。街の歴史をたどり、現代のバルセロナを語るというもの。著者の神吉敬三氏は美術史家でスペイン美術の権威。地中海の港湾都市バルセロナの歴史は、遠くフェニキアあるいはカルタゴの時代にまで遡る。ただし、遺構が残るのはローマ時代から。そこから延々と中世都市として発展し、ルネサンス、ゴシックを経て近代のガウディとカタルニア・モデルニスモの時代、そしてピカソにミロと枚挙にいとまがないほどに稀有の芸術と文化の街であり続けた。さすがに見どころは多いし、その魅力が尽きることがない。2024/07/08
りんご
3
バルセロナの街の名前がいっぱいでてくるけれど、付録の地図が細かくなくて想像するのが難しい。部分部分は勉強になった 2024/04/03